2級建築士試験

コロッセウム(ローマ)

投稿日:2018年12月31日 更新日:

コロッセウムはローマ時代の市民に開放された娯楽用の大建築物である。石材とコンクリートを用いる建築工法。156mから188mの楕円形で5万人を収容できる。1層がドリス式、1層はイオニア式、3層はコリント式で多様な民族を抱えるローマならではの建築。

ローマの建築はこのコロッセウムのほか、市民浴場のカラカラ浴場、宗教建築のメゾン・カレやバシリカやパンテオンなどがある。

出題:平成25年度平成28年度

近代以前の西洋建築様式一覧

0. 古代エジプト建築(B.C.3000年~1000年)・オリエント建築(B.C.3500年) :ピラミッドや石造・レンガの住居や宮殿、門などが多く見られる。

1.古代ギリシャ建築(B.C.1100年~146年):神殿建築が発展し、代表的建築物にパルテノン神殿がある。

2.古代ローマ建築(B.C146~A.D.395年):ギリシャ建築の発展として、アーチやヴォールト、ドームを使用して大空間を作り出す。代表的建築物にパンテオンやカラカラ浴場、コロッセウム、バシリカなどがある。

3.初期キリスト教建築(4世紀〜):古代ローマ時代のバシリカを教会として利用し、今後の教会堂の基本建築となるバシリカ式教会堂が確立。

4.ビザンチン建築(6世紀~)・イスラム建築(7世紀~):東ローマの正教キリスト教とイスラム建築が互いに接触して確立されていった。ビザンチン建築にはハギア・ソフィア大聖堂やサン・マルコ大聖堂があり、イスラム建築のアルハンブラ宮殿が有名。

5.ロマネスク建築(11世紀~):ヨーロッパ全体に 見られた厚い壁やヴォールトなどが発展した。代表的建築としてピサ大聖堂、ダラム大聖堂がある。

6.ゴシック建築(12世紀~):尖りアーチや、リブ・ヴォールト、フライング・バットレスなどが特徴で、縦に伸びる大型の教会堂が発展した。ノートルダム大聖堂、ランス大聖堂、ケルン大聖堂、ミラノ大聖堂などが有名。

7.ルネサンス建築(15世紀~):ギリシャ時代やローマ時代の「古代復興」をテーマにした美術・建築が発展した。代表的な建築物としてフィレンツェ大聖堂、サン・タンドレア大聖堂、テンピエット殉教記念堂などがある。

8.バロック建築(16世紀~):広大で豪華な宮殿建築や、重厚で大規模な石造建築が発展。ヴェルサイユ宮殿やサン・ピエトロ大聖堂が有名。

9.ロココ建築(18世紀~):繊細で優美な室内様式が発展。代表建築はツヴィーファルテン修道院。

10.ネオクラシシズム(18世紀~):古代建築の様式を模倣した建築が多い。パンテオンや大英博物館もこの時代の代表的建築物。







-2級建築士試験

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

色の対比

色の見え方は人間の錯覚などによって異なって見える。大きく分けて1つの対比がある。 ・同時対比:3要素の異なる2色が視覚に影響する。  ①色相対比 – 異なる色を背景色にすると、中心の色が背 …

パタン・ランゲージとは?

パタン・ランゲージ 「パタン・ランゲージ(Pattern Language)」とは、アメリカの都市理論研究者であるクリストファー・アレグザンダーが提唱した建築や都市、環境デザインにおける合理的な設計手 …

建築物移動等円滑化誘導基準(省令114号)

国土交通省令第114号 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 (平成十八年法律第九十一号)第十七条第三項第一号の規定に基づき、高齢者、障害者等が円滑に利用できるようにするために誘導すべき …

建築基準法28条の2

建築基準法 第28条の2 石綿その他の物質の飛散又は発散に対する衛生上の措置 石綿その他の物質の飛散又は発散に対する衛生上の措置 第28条の2 建築物は、石綿その他の物質の建築材料からの飛散又は発散に …

耐水材料

耐水材料 耐水材料とは、れんが、石、人造石、コンクリート、アスファルト、陶磁器、ガラスその他これらに類する耐水性の建築材料のこと。    建築基準法施行令 (用語の定義) 第1条 この政令において次の …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い