2級建築士試験

アルコーブとは?建築士試験用語

投稿日:2019年6月4日 更新日:




アルコーブとは

「アルコーブ」とは、共同住宅において設ける、共用廊下から少しくぼんだ形状になっている玄関ドア前のスペースのこと。

なんで設けるの?アルコーブの目的

共用廊下から玄関までのスペースを確保することで、以下の利点が得られる。

廊下に私物をおいていると消防上安全でない。

①共用廊下に物を置くとたの住民の邪魔になってしまう。それを避けるため、玄関の「外」に物を置くスペースとして利用できる。

②玄関が雨や風に当たりやすいと、強風でドアが閉まったり、室内に入る前に雨風にさらされてしまう。なので玄関ドア外にアルコーブを設けることで、その状況を避けることができる。

③玄関ドアを外に開放してしまうと、避難時に邪魔になってしまう恐れがある。これもアルコーブを設けることで回避できる。

過去の出題例

過去11年で2回の出題がありますが、以下のように同じ文章のまま出題されています。

「集合住宅において、共用通路の通行の妨げとならないように、各住戸の玄関前にアルコーブを設けて、玄関扉を外開きとした。」(平成22年度No.17)

「集合住宅において、共用廊下の通行の妨げとならないように、各住戸の玄関前にアルコーブを設けて、玄関扉を外開きとした。」(平成25年度No.17)







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

防火構造

 建築物は火災が大きくなったとき、倒壊の恐れがある。火災発生後に建物内にいる人が避難する時間を確保しないといけない。また住宅密集地ですぐに建物から建物へと延焼してしまうと大災害になってしまう。 なので …

熱伝達抵抗

熱伝達抵抗 熱伝達抵抗とは、熱伝達率の逆数で表す。値が大きいほど、熱は伝わりにくい。単位はm2・K/W

no image

「風」は温度・湿度・放射とともに建物の計画において重要な要素である。窓や換気口をどこに設けるかで換気や通風に影響を与える。 風は、空気の温度差や気圧で生じ、風速(強さ:m/s)と風向(向き)で表せられ …

no image

法90条の3

建築基準法 第90条の3 (工事中における安全上の措置等に関する計画の届出) 第90条の3 別表第1(い)欄の(1)項、(2)項及び(4)項に掲げる用途に供する建築物並びに地下の工作物内に設ける建築物 …

特定街区

特定街区 「特定街区」とは、市街地の整備改善を図るため街区の整備または造成が行われる地区について(例えば公開空地)、その街区内における建築物の容積率並びに建築物の高さの最高限度および壁面の位置の制限を …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い