平板載荷試験
「平板載荷試験」は、地盤調査手法の原位置試験のうちの一つ。地盤の変形や強さ等の支持力を判定する。
建築士試験のポイント
①直径30cmの円形の載荷板を用いて地盤に載荷し、荷重と沈下量の関係から、支持力特性(地盤の変形や強さ等)を求めることができる。
②試験を実施する地盤面は、載荷板の中心から1.0m以上の範囲が水平に整地されていることを確認する。
③実荷重の受台は、載荷板の中心から、1.5m以上離れた位置に設置する。
④実荷重は、計画最大荷重の1.2倍以上。
⑤地盤の許容応力度を求める場合、基礎の根入れ効果は加算しない。
⑥試験結果は載荷面付近の地盤特性が反映されたものとなり、実際の建築物においては試験より深い地盤の影響を受けるので、試験結果の解釈には注意が必要。
⑦地盤の支持力特性」の調査ができる範囲は、載荷板幅の1.5~2.0倍程度の深さまで。(直径30cmの載荷板であれば、45cm~60cm程度)
参考動画
以下の動画を参考にしてください。
過去の出題(一級建築士)
平成29年1級学科5、No.05
平成27年1級学科5、No.07
平成25年1級学科5、No.05
平成22年1級学科5、No.05
平成21年1級学科5、No.05
平成20年1級学科4、No.07
平成17年1級学科4
平成16年1級学科4
平成12年1級学科4
平成11年1級学科4
平成29年1級学科4、No.19
平成25年1級学科4、No.22
平成22年1級学科4、No.21
過去の出題(二級建築士)
平成29年2級学科4、No.06
平成22年2級学科4、No.05
平成30年2級学科3、No.09
平成28年2級学科3、No.09