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強化天井とは?




「強化天井」
建築基準法施行令
第112条3項一号

「強化天井」とは、天井のうち、その下方からの通常の火災時の加熱に対してその上方への延焼を有効に防止することができるものとして、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。

強化天井は、防火上主要な間仕切壁の適用除外と緩和を受け、小屋裏・天井裏まで達しなくても良い。

過去の出題例

・有料老人ホームの用途に供する建築物の当該用途に供する部分(天井は強化天井でないもの)については、原則として、その防火上主要な間仕切壁を準耐火構造とし、小屋裏又は天井裏に達せしめなければならない。(正当肢、平成30年1級学科3、No.06)

建築面積が 300 m2建築物の小屋組が木造である場合においては、原則として、小屋裏の直下の天井の全部を強化天井とするか、又は桁行間隔 12 m以内ごとに小屋裏に準耐火構造の隔壁を設けなければならない。(正当肢、平成30年2級学科2、No.09)

過去の出題

平成30年1級学科3、No.06
平成30年2級学科2、No.09
平成29年2級学科2、No.09
平成28年2級学科2、No.10
平成26年2級学科2、No.10

参考書籍

・いちばんやさしい 建築基準法 改訂版

・1級建築士 学科試験 要点チェック

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