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日光東照宮

「日光東照宮」は徳川家康(東照大権現)が祀られる霊廟建築

この時代は庶民文化が発達し、幕府は統制のための権威付けのために彩色や豪華な装飾を施された絢爛な建築となっている。

墓(本殿)の前に石の間を挟んで「権現造り」の本殿が配置されているのが特徴。

日光東照宮




権現造り

建築物として特徴的なのは、本殿と拝殿を「石の間」で繋ぐ「権現造り」であること。

その起源は平安時代に遡るとされる。ただし、全国的に広まるのは豊臣家の家臣たちの築造によるものが多い。「北野神社(947年)」は権現造りの起源とされるが、現在の本殿は豊臣秀頼による命により1607年建築されたものである。豊臣秀吉を祭る豊国廟や、大崎八幡宮も豊臣家の家臣などが手がけている。

元々「八棟造」「石の間造」と呼ばれていたが、全国の東照大権現を祭る神社に多く用いられたことから、「権現造り」と称された。

過去の出題

建築士の対策としては、
・北野神社(京都府上京区、1607年、菅原道真)
・大崎八幡宮(宮城県仙台市、1604年、伊達政宗)
・日光東照宮(栃木県日光市、徳川家康)
を押さえておくべきであろう。

北野神社の八棟造(北野天満宮HPより)

令和元年1級学科1、No.02
平成26年1級学科1、No.02
平成18年1級
平成13年1級
平成30年2級学科1、No.01
平成28年2級学科1、No.02
平成20年2級学科1、No.01

 

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