コンクリート棒形振動機
「コンクリート棒形振動機」とは、コールドジョイントを防止するために締固める施工道具である。
コンクリートの締固めにおいては、コンクリート棒形振動機を用いて、打込み各層ごとに、その下層に振動機の先端が入るようにして加振する。
また引抜きは、打ち込んだコンクリートに穴が残らないように、加振しながら徐々に行う。
コンクリート棒形振動機の挿入間隔を60cm以下とし、加振はコンクリートの表面にセメントペーストが浮くまでとする。
また、加振時間は一箇所あたり5秒から15秒程度を標準としている。長時間の加振は材料の分離の原因になるので、注意が必要である。
出題:平成20年度No.09、平成21年度No.09、平成22年度No.09、平成23年度No.10、平成24年度No.10