ガスエンジンヒートポンプ
ガスエンジンヒートポンプ(GHP)は、高効率のガスエンジンを用いてコンプレッサーを動かす空調システム、ヒートポンプシステムである。
通常のヒートポンプは電気を使ってコンプレッサーを動かすのに対して、GHP はガスエンジンを使用しているため省エネが期待できる。
また暖房時にはエンジンの排熱量を再利用できるので、エネルギー効率が向上する。
出題:平成23年度2級No.21、平成27年度2級No.20
一般に、契約電力を低減させたい場合や、暖房負荷の大きい寒冷地で使用する場合に適している。
出題:平成26年度No.20、平成28年度No.21
身近なGHP
実は、意外と多くの人が日常でこのヒートポンプ方式を利用している。車のエアコンがそれである。車のガスエンジン/ガソリンエンジンによってコンプレッサーを稼働してヒートポンプを行なっている。