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ヴォルムス大聖堂ードイツ・ロマネスク期

ヴォルムス大聖堂は、ドイツのラインラント=プファルツ州にある都市ヴォルムス(Worms)にある大聖堂である。

4つの円柱塔と2つの大きなドーム部分があり、その端に聖歌隊席のある巨大なバシリカ風の聖堂がある。

堂々とした外観のほかに、赤い砂岩の自然色により高められた内観も荘厳さと質素さの印象を与える。




余談

この都市の名前「ヴォルムス(Worms)」は、ヨーロッパの歴史を読み解く中で、必ず耳にする。

中世に入ると教皇と皇帝の権力争いが激しくなってきた(「叙任権闘争」)。その争いの一応の終止符をうったのが「ヴォルムス協約(1122年)」である。

当時権力を握っていたのは「聖職者」であり、それを任命する権利「叙任権」は誰が有するかが問題だった。それを争ったのが神聖ローマ教皇とローマ皇帝である。

わかりやすく言うと、次の日本の「天皇陛下(聖職者)」を決めるのは、首相?孫正義?
(・・・いろんなところから批判が予想される例えだが)

結局、皇帝は叙任権を放棄し、「ヴォルムス協約」締結以降は教皇が権力を握る事になる。

過去の出題

ヴォルムス大聖堂は、東西両端にアプスを対置させた二重内陣、三廊式のバシリカで、東西の内陣と交差部とに塔をもつドイツのバロック建築である。 

平成23年1級学科1計画No.02

→不正解。バロック建築ではなく、ロマネスク期(おおよそ西暦1000年-1200年)の建築物である(バロック建築期は1590年台〜)。また、同じロマネスク様式の建築物として代表的なものは、ピサ大聖堂(伊)、ダラム大聖堂(英)などがある。

参考書籍

世界遺産をもっと楽しむための西洋建築入門 (楽学ブックス) Kindle版

見に行ける 西洋建築歴史さんぽ

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