熱伝導率
熱伝導率とは、熱伝導による伝熱量の割合。材料内部を温度差1℃当たり1時間でどれだけの熱量が移動するかを示している。
材料の厚みは1m当たりの単位である事に注意し、単位はW/(m・K)。
この値が大きいほど、熱が伝わりやすい。
・熱伝導率は、材料の比重が大きいものほど大きい。
・材料の大小関係について、金属>コンクリート>木材となる。
・グラスウールなどの繊維質の断熱材について、かさ比重が大きいもの方が熱伝導率は小さくなる。
・水は熱を伝えやすい性質があり、含湿性の材料は、水分を含むと熱伝導率が大きくなる。