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浮遊粉じん

浮遊粉じん(ふゆうふんじん)とは、「空気中に浮遊する粒子」のこと。

室内の空気には、酸素、窒素、水蒸気のほか、人体に有害な物質が含まれており、総じて「室内空気汚染物質」と呼ばれる。

浮遊粉じんの吸引による健康被害は、粒子径が0.1~1.0ミクロン(10-6m)のものによる影響が大きいといわれている。そのため、10ミクロン以下の浮遊粉じんが規制の対象となっている。

その許容量は立米あたり15mg以下

15mg/m3 以下

としている。(過去の出題:平成29年1級学科2、No.02平成22年1級学科2、No.02

JTウェブサイトより




試験のポイント

一般的な必要換気量は一酸化炭素や二酸化炭素の発生量から算出するが、喫煙による空気汚染に対する必要換気量は「浮遊粉じんの量」により算出される。(過去の出題:平成12年1級学科1)

喫煙によって発生する浮遊粉じんに基づく必要換気量は、一般に、喫煙によって発生する一酸化炭素に基づく必要換気量に比べて大きい。(過去の出題:平成24年1級学科2、No.04

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